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一般財団法人放射線利用振興協会

                     理事長  柴 田 誠 一
 

令和2年6月に、理事長に就任した柴田誠一でございます。

当協会は、昭和43年6月に「財団法人放射線照射振興協会」として設立されました。平成8年には社会的ニーズである研修事業の展開にも対応するため、名称を「財団法人放射線利用振興協会」に改め、さらに平成20年に施行された公益法人制度改革関連法を受けて、平成24年10月に一般財団法人に移行しました。

 
 
 当協会の目的は、放射線利用を振興するとともに、原子力の利用に係る知識及び技術の普及を推進することにより、国民生活の向上及び持続発展可能な社会の構築に寄与することです。

 その目的のため、高崎事業所では、技術誌刊行、ガンマ線・電子線による照射サービス、放射線利用に係る技術指導と技術相談、内外の放射線利用の調査・試験、量子科学技術研究機構殿のTIARAの利用者支援等を通じて、放射線利用の普及促進に努めてまいりました。

また、東海事業所では、中性子放射化分析事業、日本原子力研究開発機構殿のJRR-3の利用者支援、アジア・太平洋原子力協力や放射線取扱主任者試験に係る各種研修事業、J-PARCの中性子ビームを産業利用に結び付ける中性子実験サービスなどを展開し、原子力利用の技術移転及び人材育成に寄与してまいりました。

現在、原子力や放射線の利用は、すでに産業界の様々な分野で実用化され、国民生活の中で定着しておりますが、一方で、東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、放射線に対する国民感情が以前にもまして厳しくなっているのも事実です。このような状況の中で、当協会の使命であります「放射線利用」と「原子力・放射線に関する知識・技術の普及」につきましては、一層丁寧な説明が必要になったと認識しております。この使命を果たすため、役職員一同、今後とも一層の努力を続けてまいる所存です。

 私も長年にわたり放射線・原子力の研究・教育に携わった者として、微力ではございますが、放射線利用の振興のため努力してまいりますので、前理事長の細田敏和と同様、ご指導、ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。
 


 
 
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