国内外の主な試験研究炉および利用情報一覧

中性子ビーム利用原子炉(日本・オーストラリア・韓国)

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中性子ビーム利用原子炉(インド・インドネシア・中国)はこちら

国名日本オーストラリア韓国
名前(ホームページ)JRR-3OPALHANARO
KINS:http://www.kins.re.kr/en/
ourwork/reactor.jsp
NTI:http://www.kins.re.kr/en/
ourwork/reactor.jsp
炉型
Owner日本原子力研究所 JAERI/東海豪州原子力研究機構 ANSTO/ルーカスハイツ韓国原子力研究所 KAERI/デジョン
出力202030
燃料20%低濃縮シリサイド燃料20%低濃縮ウラン゙燃料
冷却材軽水軽水軽水
減速材軽水軽水軽水
反射体重水重水重水
制御用吸収体HfHfHf
最大熱中性子束(n/cm2/s)3x10E143x10E142x10E14
冷中性子源/高温中性子源数1/01/01/0
最大高速中性子束(n/cm2/s)1x10E14
照射孔(in core)904
照射孔(reflector/pool)87818
Loop試験0
Rabbits(core/reflector)
水平実験ビームポート24616
利用目的・中性性散乱・回折実験・中性性散乱・回折実験・RI生産、
・中性子放射化分析・中性子放射化分析・中性子ビーム利用、
・中性子イメージング・中性子イメージング・中性子ラジオグラフィ
・RI、シリコン半導体製造・RI製造・中性子放射化分析
・基礎研究、応用研究・基礎研究、応用研究・BNCT
中性子ビーム利用2021年2月末より運転再開予定年2回(3月、9月)2014年より地震対策のため運連停止
公募情報公募予定は未定
https://jrr3uo.jaea.go.jp/
https://neutron.ansto.gov.au/
Bragg/proposal/index.jsp
初臨界199020061995
中性子源完成年1990 改造20061997
運転日数連続運転
25日間/サイクル
7サイクル/年
52週間28週間
運転終了予定
寿命延長の可能性と展望
特記事項
将来計画
アジア地域で最もよく共同利用されている施設
2011東に本大震災以降運転停止中
2020.1
東大物性研、茨城大学フロンティアセンターなどとの連携が進んでいる冷中性子源設置
(2010)

中性子ビーム利用原子炉(北米)

国名米国米国
名前(ホームページ)HFIRNBSR
炉型Heavy water tank
Ownerオークリッジ国立研究所 ORNL DOE所轄
/オークリッジ
国立標準技術研究所 NIST
商務省所轄
/ガイザーズバーグ
出力8520
燃料U 3O 8-Al cermet93%高濃縮U3O8燃料
冷却材軽水重水
減速材軽水重水
反射体Be
制御用吸収体Euカドミウム
最大熱中性子束(n/cm2/s)2.1x10E15400000000000000
冷中性子源/高温中性子源数1(2005新設予定)/01/0
最大高速中性子束(n/cm2/s)1.5x10E15200000000000000
照射孔(in core)3710
照射孔(reflector/pool)427
Loop試験0
Rabbits(core/reflector)5
水平実験ビームポート1724
利用目的・中性性散乱・回折実験・中性性散乱・回折実験
・RI製造・中性子放射化分析
・中性子放射化分析・中性子イメージング
・中性子イメージング・基礎研究、応用研究
・基礎研究
中性子ビーム利用
公募情報
年1回(2月)

HPアドレス:https://neutrons.ornl.gov/hfir
年2回(5月、11月)

HPアドレス:https://www.nist.gov/ncnr/user-proposals
初臨界196512/07/1967
中性子源完成年19671970
運転日数24週間連続運転
5週間/サイクル
6サイクル/年
運転終了予定2065
寿命延長の可能性と展望USNRCに基づく継続的な延長プログラム。
必要に応じてアップグレードによるエージング管理。
特記事項
将来計画
DOEによる高度化推進拠点施設・2007年に20年間のライセンス更新。
ナノサイエンスセンター併設・2014年にビームホールを増設。
・2017年に制御板駆動系の更新
パルス中性子源SNSと連係DOE、ユーザーから最も共同利用の評判の高い施設
米国燃料電池開発戦略拠点

中性子ビーム利用原子炉(ヨーロッパ)

国名フランスフランスドイツ
名前(ホームページ)ILL-HFRORPHEEFRM-II
炉型Heavy water pool
OwnerEU
ラウエランジュバン研究所 ILL
/グルノーブル
レオンブリリュアン研究所 LLB
/サクレー
ミュンヘン工科大
/ミュンヘン
出力581420
燃料20%低濃縮シリサイド燃料高濃縮シリサイド燃料
冷却材重水軽水軽水
減速材重水軽水重水
反射体重水重水重水
制御用吸収体Ni,Ag,In,CdHfHf
最大熱中性子束(n/cm2/s)15000000000000003x10E148x10E14
冷中性子源/高温中性子源数1/0
最大高速中性子束(n/cm2/s)3x10E145x10E14
照射孔(in core)211
照射孔(reflector/pool)2146
Loop試験
Rabbits(core/reflector)
水平実験ビームポート262230
利用目的・中性子散乱実験・中性性散乱・回折実験・中性性散乱・回折実験
物理、生物、材料、結晶、化学・中性子放射化分析・中性子放射化分析
・中性子イメージング・中性子イメージング・中性子イメージング
・RI製造・基礎研究、応用研究・RI製造
・基礎研究・BNCT
・基礎研究、応用研究
中性子ビーム利用年2回(2月、9月)2019年10月運転停止。年1回(3月)
公募情報https://www.ill.eu/users/applying-for-beamtime/proposal-submission/https://user.frm2.tum.de/index.php?newlang=english
初臨界197119802004
中性子源完成年1972, 1993 改造19802004
運転日数20028週間34週間
運転終了予定
寿命延長の可能性と展望
特記事項
将来計画
EU 13ヶ国共同運営機関
PSB(構造生物学パートナーシップ)やMINATEC(マイクロ・ナノテクノロジー・キャンパス)を推進
財政危機による運転時間短縮(以前は200日以上)2004.3 臨界達成(高濃縮ウラン燃料使用、約10年後に低濃縮に変更する条件付きで運転許可)

中性子ビーム利用原子炉(インド・インドネシア・中国)

国名インドインドネシア中国
名前(ホームページ)DhruvaRSG-GASCARR
炉型
OwnerBhabha Atomic Research Centre/ムンバイBadan Tenaga Nuklir Nasional, (National Nuclear Energy Agency)/セルポン中国核工業集団公司(CNNC)、中国原子能科学研究院(CIAE)/北京
出力1003060
燃料20%低濃縮U3Si2-Al゙燃料20%低濃縮U3Si2-Al゙燃料
冷却材重水軽水軽水
減速材重水軽水軽水
反射体重水Be重水
制御用吸収体CdAgIn-CdHf
最大熱中性子束(n/cm2/s)1.8x10E142.5x10E148x10E14
冷中性子源/高温中性子源数0/01/0
最大高速中性子束(n/cm2/s)4.5x10E132.2x10E14
照射孔(in core)554
照射孔(reflector/pool)919
Loop試験15
Rabbits(core/reflector)
水平実験ビームポート1979
利用目的・RI生産
・中性子ビーム利用
・中性子ラジオグラフィ
・材料照射
・中性性散乱
・回折実験
・RI、シリコン半導体製造
・基礎研究、応用研究
・核物理、化学、中性子散乱実験
・原子炉材料や燃料試験
・中性子放射化分析
・RI、シリコン半導体製造
中性子ビーム利用
公募情報
初臨界198519872010
中性子源完成年2018
運転日数52週間21週間連続運転
10から20日間/サイクル
12サイクル/年
運転終了予定
寿命延長の可能性と展望
特記事項
将来計画
ビーム利用立ち上げ時は、原子力機構、京都大学KURとの連携が強かった2002.8 着工
2010.5.13 初臨界
2012.3.13 Full Power (60MWE?)X72hr運転達成
2018.7.25-8.7 30MW連続運転達成、運転認可待ち